ギリシャ神話から「エロスとプシュケの伝説」

更新日:10月30日

あい「神託のタロット」 カップの数札は、エロスとプシュケの伝説が描かれています。


女神アフロディーテの嫉妬から始まった物語。

「エロスとプシュケの伝説」のお話をしようと思います。

プシュケはとても美しい王女だったので、女神アフロディーテが嫉妬するほどでした。

アフロディーテは息子の愛の神エロスに、その娘を罰するように命じました。

時を経ずして、プシュケの父に恐ろしい神託が与えられました。

娘を怪物の生贄にするため、岩山に置き去りにしろというのです。

エロスはプシュケを怪物の生贄にするはずが、一目見て心奪われ、よろけた拍子に自分の矢で自分を傷つけてしまいます。

エロスの矢は、傷つられると、たちまち恋に落ちてしまいます。

エロスは、母親に殺せと命じられた人間に恋に落ちてしまいました。

プシュケは、岩山でおびえていましたが、突然、風に持ち上げられ宮殿運ばれました。

夜になり、闇にまぎれて訪れたものが、姿を見せずに言いました。

その声は穏やかで優しい言葉で、「自分がプシュケの運命の夫」だと告げます。

ふたりは結婚しましたが、プシュケに決して顔を見ないと約束させるのでした。

プシュケは幸せにでしたが、夫が夜の時しか一緒にいてくれないことに不満に感じます。

ふたりの姉は、プシュケに嫉妬して「夫は怪物だから顔を見せないのだ」と言いました。

不安になったプシュケは約束を破ってしまいます。

ランプで照らした夫の顔は美しい若者で、驚いたプシュケはつまずき、エロスの矢で傷ついてしまい、プシュケもエロスを深く愛するのです。

ところが、ランプの油がたれてエロスが目を覚ましてしまいます。

プシュケの裏切りを責めて、エロスは姿を消してしまい、同時に宮殿も消えてしまいます。

孤独の中プシュケは川に身をなげますが、岸辺に流され助かります。

プシュケは、夫を探し世界中をさまよい歩きます。

アフロディーテは怒り、プシュケに次々と試練を与えますが、自然の生き物に助けられ、プシュケは試練を一つ一つ乗り越えていきます。

悔い改めた妻に、心動かされたエロスは、ゼウスにふたりで一緒にいれるように懇願します。

ゼウスは許し、プシュケを不死の体にしました。

アフロディーテも憎しみを忘れ、オリンポスの神々がふたりを祝福しました。


エロスとプシュケの伝説はいかがでしたでしょうか?




カップのカードで表されるものは、心の領域の大いなる旅が始まり

優しさ、愛情、幸福、寂しさも裏切りなどの関わりの中で感じ経験してくでしょう


カップのA:女神アフロディーテ

溢れる愛情の兆し、コントロールできない溢れる思い、新しい関わりの始まりの予感


カップの2:エロスとプシュケの出会い

新しい関係の始まり、始まりのための別れ、仕事での出会いや関わり


カップの3:エロスとプシュケの婚礼

恋愛の始まり、周囲の祝福、子供の誕生、更なる心の深い経験が始まる


カップの4:宮殿でふたりの姉がプシュケをそそのかしている

他者との関わりの中での不満、退屈、関わりの深さからくる悲しみ


カップの5:プシュケの裏切りに去るエロス

後悔からくる、悲しみや裏切りの嘆き、別れの寂しさ、悲しみの受け入れ


カップの6:孤独のプシュケ

過去の思いや関わり、過去の愛情のよみがえり、自分の思いを振り返る


カップの7:アフロディーテがプシュケに試練を

思いを確かめる出来事、課題や試練、選択と行動


カップの8:最後の試練で冥界へ

手放すことの必要性、現実と向き合う時、


カップの9:エロスとプシュケの嬉びの再会

育んできた思い、過去の努力の結果、喜びの希望の成熟


カップの10:プシュケが神と認められる

幸せの充足感、永続性



人と神、関わりを結ぶことや愛情の成長と成熟をタロットカードは表しています。



タロットカードの魅力を感じて頂けたら、嬉しいです。







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